養育費、相続、子どもの権利はどこまでいつまで?

権利には義務を伴うから
権利だけを言うのは
少し抵抗あるけれど

 

 

年齢で切られる子どもの権利
いつまでも認められる子どもの権利
子どもの権利の話です

 

 

70歳以上お独り暮らしの女性を
「見守り契約」で元気なときから
もしもの時までサポートする

司法書士村瀬なおひとです

 

 

払わないと
払えないでは
大違い

 

 

今、考えてみても変なんですけど
昔はどうして離婚とか子どもの親権とか
そんな相談が多かったんだろう?

 

 

DV夫に
離婚したい妻とともに
怒鳴られたり殴られそうになったり

 

 

もう育てられないんで
孤児院(!)に預けます

 

 

世間知らずなばかりに
「自分の子どもを育てない人がいるんだ」
って驚いたり

 

 

事務所を開いて5年くらいは
来る相談を何でも受けてたせいもあるけど
それにしても今と相談内容ちがうなぁ

 

 

離婚も
子どもを育てる育てないも
どちらもお金が関係してきて

 

 

資産があったり
安定した収入があれば
生活に困ることはないけれど

 

 

今まで関わってきた
離婚とか親権とかの話は
生活に困る人が多かった

 

 

何しろ世間知らずだったから
離婚してもキチンと
養育費は支払われるもので

 

 

養育費払わないなんて
不届きな人はいないと思っていた

 

 

ただ相談を受けて
年数を重ねてきて

 

 

養育費は払われないもの

 

 

離婚した夫が
別れてくらす子どものために
養育費を支払うってレアケース
って思うようになった

 

払いたくないという気持ちの問題
払いたくても払えないという経済の問題

 

 

どちらもあるから
養育費は支払われない
私はそう思っています

 

 

特に今はコロナの関係で
失業する人も多いから
経済の問題で

 

 

払いたくても払えない

 

 

そんな人が多いと思う

 

 

だから、いくら養育費請求は
「子どもの権利」と言って
法律で取り決めしても
現状と変わらないんじゃないかな?

 

 

養育費と同じように
「子どもの権利」として
認められているのは

 

 

相続権

 

 

配偶者は離婚したら
相続権は無くなるけど
子どもの相続権は原則的には
無くならない

 

 

養育費は成人するまでとか
大学卒業するまでとか期限を
決められるけど

 

 

相続権は養育費みたいな
取り決めはできません

 

 

 

 

あいつを勘当して
財産を渡したくないんだ!

 

 

って
「どうやったら勘当できるか」
という相談も来たことあるけど
勘当という法律はないから

 

 

財産を渡したくないなら
遺言書を書くか
財産を全て使い切ってしまうことです

 

 

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養育費みたいな取り決めも
勘当もできないし
離婚したからって子どもとの
「血縁」までは切れないから

 

 

前妻の子

 

 

例えば再婚をされた男性は
前妻との間の子どもの
相続権が付きまといます

 

 

その付きまとう
相続権を知ってか知らずか
キチンと備えてる人は本当に少ない

 

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もっとも何も備えなくても
前妻の子が協力的で
スムーズに相続が進むこともあるけど

 

 

スムーズに行ったのは
あくまでも結果論だから
結果オーライを期待せず

 

 

もしものときの備えを
キチンとしましょう

 

 

私も離婚という
最悪のケースを迎えないように
キチンと(?)備えます

それではまた!

好きです司法書士

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