「親→子どもの順番」が崩れた場合にどうするか?

親から子どもの順番が
子どもから親になったとき

 

 

準備万端整えても
順番通り行くかと思っても
順番は守られない

その時にどうするかという話

 

 

70歳以上お独り暮らしの女性を
「見守り契約」で元気なときから
もしもの時までサポートする

司法書士村瀬なおひとです

 

 

今年初めから3ヶ月間
楽しみにしていた
ドラマ「俺の家の話」終わりました

 

 

落語×893の
「タイガー&ドラゴン」

 

 

東京オリンピック×落語の
「いだてん」

 

 

そして「俺の家の話」は
プロレス×能楽×介護って
宮藤官九郎ことクドカンならではの
面白いドラマだった

 

 

俺の家の話と介護・終活について
こんな記事を書いています

 

          

 

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ネタバレになってしまうけど
要介護2と3を行ったり来たりで
認知症を患う父親のために奮闘していた
長男が父親より先に亡くなってしまった

 

 

能楽「隅田川」のストーリーと
それまでの介護・終活の段取りが
あいまって涙と笑いを誘いましたね

 

 

親の最期を看取って
その後、子どもも歳を重ねて
年老いて亡くなっていく

 

 

そんな「順番通り」にならず
親よりも子どもが先に亡くなることも
珍しくはありません

 

 

 

息子が亡くなったので
遺言書を作り直したい

 

 

遺言書で
財産を渡そうとしていた子どもが
親より先に亡くなった

 

 

そういう場合は
遺言書を書きなおして
財産を渡す人を
新たに決める必要があります

 

 

ここでひとつ問題が!

 

 

遺言書を書き直すときに
書き直す人の頭が
クリアになっているか

 

 

それが問題です

 

 

寝たきりになっていても
耳が遠くなっていても
字が書けなくても
遺言書は何とかなりますが

 

 

法律的に難しく言うと
「事理弁識能力」があるかどうか
分かりやすく言うと
認知症になっていないか

 

 

それが問題です

 

 

 

遺言書を作り直したいと
依頼をされて作り直す人に
会いに行ったら

 

 

認知症をわずらわれていたのか
意思の疎通が難しくて
依頼を断らざるを得ないケースも
ありましたから

 

 

いつでも遺言書を
作り直せばいいや

 

 

そう思っていても
それが難しい場合もあります

 

 

そんな時に!

 

 

例えば
こんな遺言書の書き方が
お勧めです

 

 

財産〇〇は長男に相続させる
もし、長男が遺言者と同時
または
先に死亡した時には
二男に相続させる

 

 

これなら長男さんが
親より先に亡くなって
その時に親が認知症になっていても
次男さんに財産を渡すことができます

 

 

財産〇〇は長男に相続させる

 

 

という遺言書だと
作り直しをしないと
次男さんに財産渡らないけど

 

 

予め「もし~」以降の文章を
付け加えておくだけで
長男さんの死という不測の事態に
備えることができる

 

 

法務局での遺言書保管制度も始まったし
最近の「終活ブーム」で
自分で遺言書作った
という人いると思いますが

 

 

プロのアドバイスを
しっかりあおいだうえで
遺言書を作ることを強くお勧めします

 

 

 

「俺の家の話」で
長瀬智也さん演じる
観山寿一は亡くなってしまって

 

 

長瀬智也さんもまた
このドラマをもって
芸能界を引退しました

 

 

で、毎回毎回ゲスト出演した
俳優さんって長瀬さんと
共演経験のある方がほとんど

 

 

西田敏行、桐谷健太
荒川良々、阿部サダヲ
塚本高史、尾見としのり
って「タイガー&ドラゴン」だもの

 

 

だから
「俺の家の話」というドラマ自体が
クドカンから長瀬さんへの壮大な
「はなむけ」だったんだなぁ

 

 

長瀬さんの第二の人生に
幸多からんことを祈ります

それではまた!

好きです司法書士

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