人間生きてりゃいろいろある
順風満帆そうに見える人ほど
いろいろある
でも振り返ってみれば
いろいろあった全てのことが
今の自分を彩る全ての要素だから
包み隠さず
私は話しているんです
私が相談するなら
順風満帆な人より
波乱万丈いろいろあった人
７０歳以上お独り暮らしの女性を
「見守り契約」で元気なときから
もしもの時までサポートする
司法書士村瀬なおひとです
よく覚えていますね！
何でそんな話になったのか
話の流れは覚えていないけれど
ク ビ
私が仕事をクビになった話を
お客さんにしたことがあったんです
ただ私自身が
クビになった話したこと忘れてて
忘れられなくて
ってお客さんに言われて
私自身がビックリする
そんなパターンが良くあります
こないだのブログは
２０代で開業して
さも順風満帆にやれてる風に書きましたが
開業するまで
司法書士試験に合格するまでの私は
お先真っ暗で目も当てられなかった
試験勉強をしながら
スーパーの八百屋で
商品出し等のアルバイトを
５年近くしてて
司法書士の仕事の経験を積むため
まだ試験合格前だったけれど
司法書士事務所に採用されて
合格するまで安泰だと思ってたら
採用されて約３ヶ月後
１２月２８日仕事納めの日に
良いから
って突然クビを言い渡され
年末の寒空の元
私は放り出されたんです
法律で考えたら
雇用契約が不明確
解雇予告なし
試用期間だとも告げられてない
ツッコミどころ満載
出るところに出たら
不当解雇だって言えたと思うけど
当時の私は
どうやって復讐しようか
どうやって事務所を潰してやろうか
そればっかり考えていたんです
法律家って困った人を助ける人
こんな不当な手段をするのはおかしい
あいつは最低だ
真剣に復讐を考えたのですが
復讐したら後々悪いウワサが立つ
こらえろ
という親の
助言もあり復讐はとどまって
他の事務所の面接を受けたんですが
みごと不採用
お勤めに向いていないんだな
って気づいて
独立への気持ちに拍車がかかった
そう思うんです
なんでクビになったのか
数年経って冷静に考えたら
やっぱり自分にも至らない点はあったし
所長との相性もあった
クビになって良かったことは
「このやろう」って気持ちになって
早めに独立できたことと
クビにされるって
こんなミジメな気持ちになるって
よく分かったこと
クビを切られる弱い立場になったから
私も同じように弱い立場にある人を
サポートすると決められた
人間万事塞翁がウマ
「人間万事塞翁が馬」って
よく言ったもので
あの不幸があったから
今の充実があるわけで
人生の一瞬の不幸をとらえて
不幸を引きづって動けなくなるのは
もったいない
人生を長いスパンでとらえれば
一瞬の不幸は長い幸せの始まり
そんな風にも考えられるから
そんなニュアンスを
相談者に伝えたくて
相談者の方に私がクビになった
そんな話をすることがあります
で、私がクビになった話には
後日談があって
クビになって１年後ぐらいに
私はすでに持っていた
行政書士の資格を使って
行政書士としてまず開業したんです
で行政書士として開業する際
その地域の支部長に挨拶に行くんですが
その時の支部長が
私をクビにした所長
開業のあいさつに行った時
意気揚々とした私に対して
引きつった笑顔の所長がおかしかった
それでちょっと
クビにされた気持ちが収まったし
復讐できたと思ったし
一番の復讐は
その所長より私がお客さんに
選ばれ役に立ち続けること
だからある意味
私の復讐は続行中なんです
それではまた！
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