もう何年も会ってない
「アイツ」からの電話って
ちょっと身構えますよね?
何を売りつけられるんだろう?
どんな勧誘をされるんだろう?
今日は
そんな「アイツ」からかかってきた
電話についての話です
3月11日
私にとって始まりの日
私にとって反省の日
70歳以上お独り暮らしの女性を
「見守り契約」で元気なときから
もしもの時までサポートする
司法書士村瀬なおひとです
3月11日だった
仕事が同じで仲が良かったけど
何となく方向性が違って
何年も会っていない
そんな友人が私は何人かいます
私と違って彼ら彼女らは
「エライさん」になっていて
司法書士会の役員になってるから
彼ら彼女らから電話がかかってくると
怒られる!
もっと司法書士会の活動に参加しろとか
何か怒られるんだろうな
って思っちゃうんです
昨日電話かけてきた「アイツ」も
仲良かったけど会わなくなって
何年も経つけれど
なんで3月11日の前日に
電話かけてきたんだろう?
何かの暗示かな?
って勘ぐってるんです
3月11日は
言わずと知れた
東日本大震災の日で
その当時の私の気持ちが
ブログに残っていました
週末は「原発」関連のニュースに釘付けでした。炉心融解放射能もれ爆発チェーンメールスリーマイル島…
で、「アイツ」とは
3月11日の半年後に
司法書士会から一緒に
岩手県陸前高田市に派遣されて
いくつも仮設住宅を回って
法律相談会に行って
濃い数日間を過ごしたっけ
陸前高田市の街を見た時
被害の酷さに何も声が出なかったことを
昨日のことのように思い出します
仮設住宅を回ったことも
ブログに書いていました
横田地区の次に行った「小友地区」「要谷地区」では苦労しました。仮設住宅が高台の民地に建てられていたため、ナビ…
父を亡くした私と
身内も家も財産も全て津波で無くした
陸前高田市の人たちとでは
受けた心の傷は比べ物にならないのに
陸前高田市の人たちは
みな前を向いていました
初めて訪れた岩手県
初めて接した東北の人は
口は重いけれど
芯はとても強かった
父親を亡くしたぐらいで
落ち込んでた自分が恥ずかしいくらい
前向きな陸前高田市の人たち
あの前向きな人たちの姿を見たから
私も前向きに生きなきゃって
勇気づけられたんです
ちなみに仮設住宅で
一番多く寄せられた相談は
こんなことでした
無くしてしまったものはもうどうしようもないから 天災が起こった時もしもの時の備えあなたの備えは大丈夫ですか見直ししませんか、という話です 70歳以上お独[…]
そんな一言で片づけることもできる
「アイツ」からの電話
電話の内容もくだらない連絡事項だけど
なんか引っかかるんです
3月11日の震災をきっかけに
私は被災地へ行き
勇気づけられ前に進むことができ
今のままじゃいけないと反省もした
だから3月11日の前日に
「アイツ」からかかってきた電話って
思い出せよ。
もっと前向きに生きろ
そんな暗示が
込められていたんじゃないか
そんな風に私はとらえました
みなさんにとって
3月11日は
何を思う日でしょうか?
前向きに進む
反省
私はこんなことを想います
「アイツ」から電話かかってきて
昔だったら
飲みに行こう
って
誘ってたと思うけど
なぜか誘えなかった
「なんで誘えなかったのだろう?」
「アイツ」から電話をもらって
嬉しかったんですが
昔みたいな会話ができなかったことに
ちょっとモヤモヤしています
それではまた!
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