契約をする前に
やることがあるんです
書類さえそろえば
売買契約も手続きできるけど
私にはやることがあるから
70歳以上お独り暮らしの女性を
「見守り契約」で元気なときから
もしもの時までサポートする
司法書士村瀬なおひとです
きっと今頃
機中でホッとされている
そうに違いない
小室さん夫妻が
NYに出発されたけど
出で立ちが若者っぽくて
なんだかいい
お二人については
いつも書いていることだけど
あちらで「一旗あげて」
日本国民を見返してほしいな
小室さん夫婦については
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NYに行かれるに際して
日本での住まいは
きっと賃貸だっただろうから
賃貸住宅の整理と
契約の解除だけで済んだだろうから
きっと楽だったと思うけれど
もしこれが賃貸ではなく
「持ち家」だったら
その家の処分も考えないといけないから
きっと大変だったと思う
司法書士の仕事で
住宅の処分、売買
住宅の名義変更をすることは多くて
海外赴任する人の家の処分はないけれど
ひとり暮らしの高齢者が自宅を処分して
子どものところへ行ったり
老人ホームに入居することはよくあります
高齢者名義の不動産を売買するとき
私は必ずその高齢者の方に
お会いしています
高齢者の不動産を売買するときは
高齢者本人ではなく
そのご家族から依頼が来ることが多いので
まず本人に会いに行く
仕事で「本人確認」が
義務付けられてるのもそうだけど
高齢者特有の問題
認知症
認知症をわずらっていて
自分の不動産を売ることや
契約内容が理解できない場合は
契約自体できないので
契約の前に
不動産の持ち主に会って
氏名、住所、生年月日
契約の意思の確認をします
高齢者の方に会うのに
老人ホームまで行くことがあるのですが
コロナ前とコロナ後では大きく違っています
最近では緩和されましたが
以前は老人ホームに入ること
それ自体が禁止されたり
入ることができるのは
ご家族のみでそれも特定の一人だけ
そんな制限が今でもあります
なのでまずは
老人ホームと交渉することから始めます
部外者が老人ホームに入って
本人と会うことの許可
それをもらうことから始めます
老人ホームと外部との
交流が制限されたことで
今までになかった悪い影響が出ている
あくまで私の経験ですが
老人ホームに入ることで
外部との接触が少なくなり
ゆるやかであっても認知症が進む
それがこのコロナ禍で
外部との接触がゼロになり
急激に認知症が進む
そんなケースが増えています
なので私が高齢者に会って
契約の意思が確認できない
認知症で意思の疎通が難しい
そんな場合には
成年後見制度
不動産売買の契約の前に
家庭裁判所を通じて
成年後見人を選ぶ必要があります
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この成年後見人を選んでもらうには
数ヶ月の日数がかかるので
早く不動産を売買したい場合には
要注意です。
で、近日中にちょうど
老人ホームに不動産を売却希望の人に
会いに行くのでちょっとドキドキ
認知症をわずらってなければいいなぁ
良いですよ
コロナ禍で変わった契約で
私が実感したことは
対面でなくてもZOOMで済んでしまう
そんな契約が増えたこと
ZOOMで契約内容を説明して
後日、郵送された契約書に
ハンコ押して返送して
契約終了
司法書士がかかわる契約も
そんな風に便利になったら良いのに
ってつくづく思うんですよね
それではまた!
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