成功に必要な「しないこと」

２０年前を思ったら
今はなんだか夢のようで

そんな夢みたいなことを
実現できたのは

「しないこと」を
決めてやらなかったから

できないことはできないから
できないことを無理にしない
できること
得意なことだけやればいい

７０歳以上お独り暮らしの女性を
「見守り契約」で元気なときから
もしもの時までサポートする
司法書士村瀬なおひとです

成功する保証もないのに
よく独立したよね

そんな感じで話を振られて
久しぶりに開業当初
私が何を考えていたか
思い出したんです

あんまり怖いものはなかった
成功する保証もないけど
失うものもなかった

先日一緒に会食した先輩方は
独立した時に
養うべき家族を抱えていたのに
今までの職を辞していたけど

独立開業前の私は
アルバイト程度の収入しかなく
養うべき家族もいない気楽なもの

安定的に仕事をくれる顧客もなく
地域とのつながりもなく
あったのは「何とかなるだろう」
そんな根拠のない自信だけ

こう書いてしまうと語弊があるけど
私は司法書士事務所での修業経験がなく
他の司法書士のように
司法書士的なキチンとしたことができない

だけどいくら修業しても
修業先のような銀行や不動産会社からの
仕事が来ることはないと思っていたから
修業はムダでしかない

ただ大事なのは修業じゃない
お客さんに見つけてもらい選ばれること
それは修業先では身につかないこと
だから修業はしなかった

修業はムダ修業はしない
根拠ない自信とともに
私は「しないこと」を決めていた

成功する秘訣もない
営業のスキルもなかったけれど
「しないこと」だけは決めたから
今思うとそれが良かったんだろうな

また「しないこと」以上に
私には「できない」ことも多くて
その「できない」ことも
無理にやらなかった

その私の「できない」は
あげた出したらキリないけど
「できない」をできるにしなかったのも
良かったと思う

先輩
いつもありがとうございます

オレは誰の力も借りず
自分で道を切り拓いて
いくんだ

開業当初はイキって
誰の力も借りないと
宣言していたけど

開業当初修業経験ない時は
司法書士試験同期合格の子に
分からないこと教えてもらって
助けてもらったし

「仕事やるよ」と
いきなりメールよこして
継続的に仕事くれた高校の同級生

そして最近でもＳＮＳ関係で
苦手でできないことを
やってくれる友人もいるし

出会ったときからエラそうで
生意気な私に大切な顧客を紹介してくれた
経営者の先輩方には助けられっぱなし

「しないこと」を決めて
やらなかったのが成功した理由だけど
「誰の力も借りない」だけは
間違った方法です

世の中は仕事は人生は
人を助け助けられ
人と人との縁で成り立っているから

誰の力も借りまくろう

です

それではまた！

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