悩みを聴くには理由があって

自分にも悩みがあるのに
人の悩みを聞いてしまうのは

 

 

いつのころからか
悩み事を聴いても
「わがこと」と受け止めつつ
心を守ることもできるようになった

 

 

70歳以上お独り暮らしの女性を
「見守り契約」で元気なときから
もしもの時までサポートする

司法書士村瀬なおひとです

 

 

あと10年も歳とったら
体中ガタが来て大変だから

 

 

いや、案外平気だよ
平気だけど
ちょっと傷つくなぁ

 

 

自分より10歳くらい下の
経営者に「年寄り」扱いされて
傷つきつつ、また頑張ろうと思った

 

 

いや、でもあの人
俺のことを若いと思ってくれたから
ああいう発言したのかもなぁ

 

(イメージです)

 

もう人の話を聴く仕事をして
20年が経ちましたが

 

 

話を上手に聴くと気を許して
キツイことを言われたり
思わぬ本音を聞かされたり
けっこう面白いんです

 

 

ただ今でこそ
面白いと思えるけど
仕事を始めた20年前は
そんな余裕もなく

 

 

相手の話すことをただただ聞いて
たまにとんちんかんなことを言って
相手を怒らせたりしたし

 

 

生活に困っていたり
命を絶とうとする人もいたり
発言するのも話の聴き方にも
気を使うことも多かった

 

 

お父さんって
気が狂ったこと
あるんでしょ?

 

 

私が気が狂ったことを
子どもに伝えて忘れていたけど
先日、子どもに気が狂った理由
聞かれた

 

 

私の気が狂ったのは
司法書士試験に
なかなか受からなくて
思いつめ過ぎたから

 

 

そして
その結果「幻聴」
聞こえるはずのない歌が
聞こえるようになった

 

 

今なら「気が狂ってたな」って
受け止められるけど、当時は
狂ってるって自覚なく暮らしてた

 

 

そんな「狂った」経験があるし
人って簡単に「壊れる」ってことも
知ったからいつしか

 

 

自分の心の守り方

 

 

自分の心を守る方法について
考えるようになりました

 

 

あの子も
「なおひと」ぐらい
いい加減だったら
良かったのに

 

 

私の遠い親戚で
ソーシャルワーカーをしていた人が
心の病にかかったと聞いて

 

 

うちの母が放ったひとこと

 

 

「私の製造元」に
悪口言われて腹立ちつつ
司法書士もソーシャルワーカーも
人の悩みを聴く仕事だから

 

 

その親戚の人に会って
人の悩みを聴くコツを
話してあげれば良かったな

 

 

自分の人生とはかけ離れた
恵まれない境遇、親子関係
病気、クスリ、ギャンブル、借金

 

 

重い重い重い相談を
受け続けて

 

 

「生身の私」ではなく
「司法書士の私」に話を聴かせて
話させることで

 

 

自分の心を守ることが
できるようになった

 

 

上手い言い方できないけど
重い相談に感情移入しすぎると
生身の私の心がもっていかれるから
「いい加減」にしておく

 

 

人の悩みを「我がこと」と
受け止めるのは大事だけど
「我がこと」と受け止め過ぎない

 

 

そんな風にして
私は自分の心を守っています

 

 

ただ
そんな風に自分の心を守りつつ
人の悩みを聴いているのは

 

 

安心できるから

 

 

悩んでるときに
人に話を聴いてもらったり
寄り添ってもらえると
安心できることを知っているから

 

 

ギャンブルとか生活苦だと
少し自分の生活とかけ離れているけど
年配の人の相談は

 

 

私自身はまだ若いと思っていても
老眼はきてるし、徐々に身体も
衰えているから親近感持って
「我がこと」と受け止めてるなぁ

それではまた!

好きです司法書士

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