久しぶりにあからさまな
ネガティブキャンペーンに接し
それって誰にためにもならない
かえって悪影響しかないのに
協力しあおうという視点が
どうしてないのかと
残念な気持ちになりました
専門家も行政も
地域住民のために
手を取り合って協力しあえばいい
70歳以上お独り暮らしの女性を
「見守り契約」で元気なときから
もしもの時までサポートする
司法書士村瀬なおひとです
成年後見制度の周知への想いは
専門家も行政も同じはずなのに
専門家を非難するようなことばかり
言うのだろう?
つい先日
私が仰せつかっている
岩倉市の民生委員の会議で
こんなことがありました
とても高いです
私たちならお金のない方に
無料で申立書も渡しますし
申立書の書き方も教えます
こう発言をしたのは
NPO法人が運営する
尾張北部権利擁護支援センター
「けんよご」のセンター長
「困っている人を救う
成年後見制度」というタイトルの
講演の中でセンター長は
専門家が後見人になった場合には
年間に報酬として20~30万円かかると
不正確な情報をも発言していました
お金のない方が成年後見の申し立てを
専門家に依頼しても法テラスの
法律扶助制度を利用すれば低額や
場合によっては無料で専門家を雇えるし
成年後見人の報酬は
被後見人の資力や後見人の働きにより
家庭裁判所が決定し、資力のない方には
そんなに報酬がかかりません
私たち専門家が成年後見人になっても
私たちで報酬を決める権限はありません
センター長はそういった説明もせず
報酬が20~30万円かかると
不正確な発言をし
私たち民生委員に誤解を与えていました
「けんよご」とは岩倉市を始めとする
小牧市、大口町、扶桑町
尾張地方4つの市町が委託する
相談機関
成年後見制度と言えば
制度が難しいし、裁判所の管轄だし
専門家に頼むには敷居が高い
だから「けんよご」のような
相談機関があるのは良いと思いますし
私たち専門家と「けんよご」が
協力し合ったら市民も心強い
地域の困っている人
認知症に関係する問題を
共に解決していけばいいのに
先日私が
センター長の発言を聞いた限り
「協力し合って」という姿勢は
見えませんでした
専門家に対する悪い影響を
民生委員らに与えて
専門家を排除したいのではないか?
実際に、センター長の発言を聞いた私は
そんな印象を持ち、センター長に
成年後見の報酬について訂正を求める
そう伝えましたし
研修を開催した岩倉市役所の担当課
および岩倉市長に今回の講演に対して
「要望書」を提出しました
一口に成年後見制度、認知症と言っても
個々のケースは当然違います
「けんよご」のような機関が良い場合は
例えば身寄りのない方で認知症を患った方は
市町村長が申し立てをする成年後見の手続きが良いし
認知症を高齢者が虐待を受けていたり
親族がお金を使いこんでいる場合
親族関係が複雑な場合は
専門家の関与があった方が良いと思う
ただ大前提として
手続きをするにあたって
誰のサポートを求めるのかは
依頼者に選択権があります
依頼者がどこに成年後見を頼むか
その判断をするために行政が
相談機関をいくつか提示してあげれば
依頼者はとても助かります
私は「けんよご」のような
相談機関は地域に必要なものだと思うし
協力をし合って地域の認知症に困る人を
一人でも多くサポートしたいから
「けんよご」と司法書士会、弁護士会
その他相談機関が連携し活動できればと
心から思っています
だから
専門家に対する悪い印象を話す
「けんよご」のセンター長の発言は
極めて残念でなりません
今回のようなことがないように
私は民生委員として司法書士として
切に願います
「けんよご」さん
司法書士会、弁護士会と
連携して地域の困ってる人たちを
助け合いましょうよ
それではまた!
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