相続のモメごとを「穏便に」済ますには?

 

できるだけ穏便に

 

 

誰だってモメたくない
モメずに穏便にしたい

 

 

でも穏便にコトを済ます
その約束は難しいんです

 

 

 

多くの相続を扱う私が考える
モメそうな相続を
穏便に済ますにはどうするか?

 

 

70歳以上お独り暮らしの女性を
「見守り契約」で元気なときから
もしもの時までサポートする

司法書士村瀬なおひとです

 

 

一向一揆VS徳川家康

 

 

毎週楽しみにしている
大河ドラマ「どうする家康」
3月5日放送回はとても重い回でした

 

 

一向宗のすがる民衆と
国を治めたい家康って
なんだか今の時代と同じだなって
思った。例えば統一教会とかね。

 

 

ともに戦いたくないのに
生きるために、領地を治めるために
戦わざるを得ない

 

 

一向宗との闘いの最後は
「穏便に」和平で終わったんだけど
あまり「穏便に」とは思えなかった

 

 

戦に「穏便」はありえない

 

 

 

穏便に
コトを済ませたいんです

 

 

「争いがご飯のタネ」の
弁護士に比べてモメ事が
司法書士に持ち込まれることは
あまりないのだけれど

 

 

相談者の話を聞いていて
「これはモメそうだなぁ」とか
話し合いの解決は無理だから
「家裁の案件だなぁ」と思うことがある

 

 

家庭裁判所案件
遺産分割調停については
こちらのブログで

 

        

 

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そんな
裁判所なんて大げさな!
穏便にすませたいんです

 

 

いくら「家庭」と言っても
裁判所は裁判所で

 

 

一般の人にとって裁判所は
双方の言い分を戦わせるところ
言葉のケンカで殴り合うところ

 

「穏便に済ませたい」
そんな相談者のニーズに
裁判所は程遠いのだけれど

 

 

ただ相談者の言う「穏便」には

 

 

モメることなく
こちらの言い分を
相手に飲んでもらう

 

 

と言う意味が含まれている

 

 

例えその「言い分」が
法定相続分のような
法律に基づくものであっても
「相手に飲ませる」のは至難の業で

 

 

飲ませるが強いなら
「納得させる」と
言い換えても良いけれど

 

 

飲ませる、納得させるの段階で
「穏便に」からは
遠くなってしまうんです

 

 

そうなると「穏便に」が
とても難しいと分かってもらえると
思います

 

 

だから「穏便に」と
相談者から言われたときは
「これは難しいな」と思うんです

 

 

何もモメさせたいわけじゃない
争いを焚きつけたいわけじゃない

 

 

でも
相談者の「言い分」を実現させるには
「穏便に」を脇に置いてもらう必要がある

 

 

だから相続のモメごとを起こさず
穏便に済ませられるかと問われたら
私は「難しいです」と答えます

 

 

ただ「言い分」を通すか
「穏便に」済ますか
その選択は
あなたにしかできませんが

 

 

一度選択をされたのなら
あなたの選択を
私は全力でサポートします

 

どうする家康で
一向宗の信者が唱えるお経を聞いて
「何か聞いたことあるな」と思ったら

 

 

村瀬家の「真宗大谷派」の
お経と同じだった

 

 

で、真宗大谷派って
浄土真宗の一派で
浄土真宗って一向宗が改称したもの

 

 

「南無阿弥陀仏」と唱えれば
現世が苦しくても
極楽浄土に行くことができる

 

 

そんなシンプルな教えが
昔の民衆の心をつかんで
仏の名のもとに一向一揆を
起こしたんだろうけど

 

 

現在だって決して暮らしやすくなくて
不安が満ちているから
宗教のすがりたい人の気持ちがよく分かる

 

 

ただ穏便にと
「南無阿弥陀仏」と唱えても
事態は好転しません

 

 

事態を好転させるためには
あなたの選択と行動が必要です

 

それではまた!

好きです司法書士

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