「今でも恨んでいる」
なんて言われることもあるから
ちゃんとしておこう
2016年のリオ五輪で銅メダルを獲得し
昨年の世界選手権では
男子個人メドレーで2冠を達成
東京五輪の金メダルも期待される
日本競泳界のホープ瀬戸大也選手に
不倫報道
不倫の是非はさておき
こんなニュースが出てくるってことは
コロナ禍も落ち着いてきたのかなと思う
誰が引っ付いた離れたって
どーでもいいニュースだから
コロナの恐怖ばかり報道されてきたけど
男女のニュースがあるって平和な証拠
私はそんな風に思っています
前代未聞のオリンピック延期で
今年にピークを持ってきた選手たち
力の持ってくところがなくて
男女関係に力を使っても仕方ないと思う
不倫は倫理上問題はあるけど
有名人でも他人に叩かれる理由はないし
叩いていいのは彼の奥さんだけだからね
こんな不倫ぐらいで
他人が目くじらたてて叩くのが異常で
サラッと流せばいいのになと思う
有力なメダル候補が
こんなことでつぶれていくのが悲しい
不倫が発覚して
より絆を深める夫婦
悲しいけどお別れしてしまう夫婦
いろいろあるけれど
どちらにしても責任をとって
夫婦関係を続けるなり止めるなりすればいい
で、夫婦関係を止めて例えば
不倫した相手と新しく夫婦になる場合は
後々のことも考えてほしいと思います
あいつのことは
ずっと恨んでいた！
司法書士という仕事は
結婚とか離婚とか人の死とか
人のごくごくプライベートなとこまで
見る仕事です
相続手続では
戸籍謄本が必要になるんですが
戸籍謄本を見れば結婚、離婚、再婚
すべて分かります
ただ、離婚、再婚の事実は
戸籍謄本で分かるんだけど
その理由とか人の想いまでは
戸籍謄本には書いていません
なので
相続の当事者に会ってみて
戸籍謄本に載っていない感情を
ストレートにぶつけられることがあります
絶対許さん！
中でも離婚の原因そして
再婚が不倫の末だと
ものすんごい感情がぶつけられる
たとえばこんなケース
先妻との間に２人の子どもがいて
不倫相手だった後妻にも子どもが2人いて夫が亡くなった
私は後妻の子どもから
相続手続の依頼を受けて
先妻の子どもに連絡を取ったところ
今でも恨んでいる！
絶対に協力しない！
って怒鳴られてモメにもめて
私の手から離れて弁護士を入れて
家庭裁判所での何回もの話し合いで
ようやく解決したなんてこともあった
いくら血のつながりはあるとはいえ
見ず知らずの人の恨まれるって辛いし
司法書士の私も気分良くなかった
夫は子どもと妻を捨てて
後妻と結婚したそうだから
そりゃー恨まれても無理はない
死んでしまった夫に
ほんのちょっと先妻のこと
先妻との子どもの気持ちを考えられたら
後妻とその子どもに
迷惑がかからないように
遺言書を残したんだろうなと思う
男女のことなので
別れることもくっつくこともあるけど
ちゃんと後始末はしないとダメです
もちろん遺言書を書いても
人の感情までは解消できないけど
たとえば先のケースの場合
遺言書があれば
先妻の子どもへコンタクトをとって
相続手続に協力してもらう必要がない
遺言書にしたがって
預貯金を解約したあと
遺産の一覧を先妻の子どもへ伝えて
遺留分
先妻の子どもから
遺留分を請求されれば
それを支払ってオシマイにできます
亡くなった人の兄弟姉妹以外の相続人のために
法律で保障されている一定割合の相続分のこと
自分の親に
不倫してない？
自分以外に子どもいない？
って直接聞きづらいけど
不倫とか遺産争いのニュースのとき
めちゃモメるんだよね！
お父さんウチは
大丈夫だよね？
って話を振ってみるとか
親の了解がもらえるなら
親の出生から死亡までの
戸籍謄本をとって結婚歴をみてみる
面倒だし愉快な作業じゃないけど
恨みや醜い感情をぶつけられないように
備えておく方が後々楽なんですよ
それではまた！
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