銀行だけには「ナイショ」にする理由

正直に言わなくても
良い場合がある

 

 

法律を知らなくても
ちょっと「知恵」を入れておけば
自分の身も生活も守れるという話

 

 

70歳以上お独り暮らしの女性を
「見守り契約」で元気なときから
もしもの時までサポートする

司法書士村瀬なおひとです

 

 

正直に言わなくてもいい

 

 

たしか10年くらい前
私が大学院で勉強していたときのこと
おもむろに教授が

 

 

自分の親に銀行預金があり
その親が亡くなったとき
まずどうしたらいいか?

 

 

そんな問いを
学生に投げかけました

 

 

まだ20代前半の学生は

 

 

銀行に親が亡くなったと伝えて
相続手続をする必要があります

 

 

って答えたところ
教授は

 

 

アホか!
銀行に黙って
キャッシュカードで

預金を全額下ろすんだよ!

 

 

ずいぶん実践的な方法を
伝えるんだなぁって
笑った覚えがあります

 

 

銀行に言っちゃったら
口座にロックかかって
お金下ろせなくなるからね

 

 

 

夫婦のお金をおろすのに
他の人の同意や戸籍謄本が
いるなんておかしい!

 

 

預金通帳の名義人が亡くなって
銀行に亡くなったことを伝えたら
預金が下ろせなくなった

 

 

そんなご相談はよくあるし
こんな質問もあります

 

 

亡くなったらすぐに
銀行からお金が
下ろせなくなるんですか?

 

 

って質問

 

 

この質問の答えは

 

 

なおひと
自分で亡くなったことを
銀行に知らせなければ
いつまでも
亡くなった人の通帳から

お金を下ろせます

 

 

です

 

 

 

ただ私が
司法書士の立場で

 

 

亡くなった人の口座から
どんどんお金を下ろせば良いですよ

 

とは言いづらいです

 

 

いくら口座からお金を下ろせても
亡くなった時点で口座のお金は
相続財産になるから
相続人に引き渡されるべきもの

 

 

相続人の一部が
好き放題お金を下ろして
使ってしまっては
モメ事の元にもなるから

 

 

葬儀代

 

 

お金を下ろすなら
お葬式の費用ぐらいに
しておきましょう

 

 

そして下ろしたお金の使い道は
キチンと領収書を取っておいて
帳簿するとかして管理すれば
モメにくいですよ

 

 

 

昨日の朝のこと

 

 

なおひと
あのさ
もしオレが死んだら
銀行に黙ってお金を下ろせよ

 

 

最近
口座をロックされた人の話を
立て続けに聞いて不安になったので

 

 

ひょっとしたら知らないかもと思い
パートナーに口座ロックの話と
キャッシュカードでお金下ろせば良い
という話をしたら

 

 

何だかちょっと
優しくなった気がします

 

 

ひょっとして
大きな病気を患っているのでは
って勘ぐったのかな?

 

 

そして

 

 

 

 

「もしものときに役立つノート」

 

 

このノートにお互いの
銀行口座のカードの
暗証番号を書き合おう

 

 

リアルの銀行以外にも
ネットバンクの口座もあるし
ネットバンクなら暗証番号以外にも
ログインパスワードだって必要だから

 

 

なおひと
やっぱ
ノートに書いておかないと
ダメだよね

 

 

スマホで口座管理できる時代だけど
パスワード管理とかは
ノートみたいなアナログが
まだまだ使えるんだけど

 

 

ノートに書かないとダメだよね
と村瀬夫婦は言い合ったものの
なかなか着手できてないから

 

 

いかにパートナーに
着手させるかそれが問題です

 

 

今日のまとめは

 

 

相続が起こったら
葬儀代を確保するため
キャッシュカードを使って
預金を下ろそう
 
 
銀行に「亡くなりました」と
言ってしまうと口座にロックかかるし
ロックを解除するには戸籍謄本等が
必要になるし時間も手間もかかります
 
 
銀行の窓口で
「夫が亡くなって」とか
「妻が死んだので」って伝えて
口座ロックされてる人けっこういるから
 
 
気を付けてくださいね

それではまた!

好きです司法書士

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