親が認知症だからと
銀行口座が凍結されたんです
銀行口座が凍結されるって
そうとう状況が良くない
認知症を理由に
銀行口座が凍結されたら
どうしますか?
銀行口座が凍結された
凍結後にやれることは少ないから
凍結される前にすべきことは?
70歳以上お独り暮らしの女性を
「見守り契約」で元気なときから
もしもの時までサポートする
司法書士村瀬なおひとです

義理の親の口座が
凍結されたみたいなんです
義理の親
凍結された「みたい」
また聞きのようなので
本当に
銀行口座が凍結されたのか
それは定かではないんですが
認知症を理由に
親の銀行口座が凍結されたら
できることは限られます
認知症を理由に
銀行口座が凍結されたら
凍結を解除するために
家庭裁判所に
親の財産を管理するための
成年後見人を選任してもらう
それしかありません
ちなみに
成年後見制度については
こんなブログも書いています
ただ
成年後見人を選んでもらうのは
とても手間なので
認知症が進行する前に
手立てをしておくのが
理想的です
認知症であっても
親の銀行口座が凍結されない
一番簡単な方法は
管理しておくこと
親のキャッシュカードがあれば
銀行の窓口に行かなくても
ATMを利用してお金の管理ができます
もっとも親の加齢を理由に
一日の引き出し限度額が
制限されることはありますが
それでも
凍結されるよりマシ
口座のある支店に
口座名義人と同居の家族が出向き
所定の手続きをすれば
代理人カードが発行され
代理人が預金から
お金を引き出すことができます
参考までに
みずほ銀行の代理人カードについて
下記にリンクを貼っておきます
代理人カードの作成は口座名義人ご本人さまがお手続きする必要があります。お手続方法については以下の支店ごとに異なりますので…
任意後見契約をしておく
任意後見契約は
預金口座だけでなく
入院とか介護施設への入所とか
広く契約関係で使えます
任意後見契約は公証役場で
手続を行うので
上記2つの銀行口座の
凍結対策より手間ではありますし
お金を下ろす際には
基本窓口での手続きが必要ですが
認知症になってから家庭裁判所で
成年後見人を選んでもらうより
ずっと簡単に手続ができて
いったん契約をすれば
その後実際に認知症になっても
そのまま子どもが任意後見人として
就任できます
先に書きましたが
親が認知症と診断され
口座凍結されたら
できることは限られます
親の様子が少しでもおかしい
そう思ったら早めに
口座凍結されないように
何らかの手続きをとってください
親の口座凍結予防についても
いつでも相談は承っています
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