「他山の石」みたいに使い方間違ってる相続手続きとは?

日本語って難しい

 

 

言葉を正しく使ってるようで
実は誤って使っている。
日本語も法律用語も
つくづく難しいという話

 

 

70歳以上お独り暮らしの女性を
「見守り契約」で元気なときから
もしもの時までサポートする

司法書士村瀬なおひとです

 

 

「他山の石」って
どんな意味?

 

 

司法書士事務所は
「敷居が高い」

 

 

あの人は「うがった見方」をするから嫌いだ

 

 

「敷居が高い」とか
「うがった見方」って
よく使う言葉だけど使い方を
間違ってる人が多いですよね

 

 

【敷居が高い】
×入りにくい、とっつきにくい
〇相手に不義理を働いているので会いにくい

 

 

【うがった見方】
×うたがってかかるような見方
〇物事の本質をとらえた見方

 

 

こんな風に
何年日本人をやっていても
使い方を間違える言葉は
いくらでもあるし

 

 

いま話題の

 

 

他山の石

 

 

「他山の石」という
故事成語もたぶん私を含めて
正確に理解してる人は少ない

 

 

「他人事」として
この故事成語を使ったところは
呆れるし、「他山の石」を誤用している
そう言われてるけど

 

 

二階さんは
間違っていない

 

 

【他山の石】
「よその山から出た粗悪な石も自分の宝石を磨くのに利用できる」ことから「他人のつまらぬ言行も自分の人格を育てる助けとなる」という意味

 

 

「他人のつまらぬ言行」って
言い方はなんだかなあだけど

使い方は間違ってないですよね

 

 

 

私の扱う法律用語も
漢字が多くなんだか分かりにくいし
誤用されている言葉が多いです

 

 

私が扱う仕事の中で特に
誤用されている言葉が

 

 

相続放棄

 

 

相続放棄って言葉です

 

 

相続しないってことが
相続放棄でしょ?

 

 

意味合いは
間違っていないけれど
正確に表現すると

 

 

被相続人が死亡したとき
相続人が家庭裁判所に申述して行うのが
法律上正しい意味での相続放棄

 

 

だから
「私は財産は何も要りません」と
書類に書いてハンコを押しても
それは相続放棄ではありません

 

 

家庭裁判所に申述と言って
申立書を出さないと
相続放棄にはなりません

 

 

主にどんなときに
相続放棄するかは
下記の記事をどうぞ

 

            

 

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なおひと
相続放棄って
裁判所を使う手続ですが
ご希望と合ってます?

 

 

お客さんに
「相続放棄したい」と言われたら
お客さんの発言と希望があってるか
必ず確認します

 

 

例えば借金もないし
話し合ってハンコ押すだけなら
遺産分割協議という手続きだし

 

 

もう借金しか財産ないと言うなら
相続放棄を選択することになりそう

 

 

で、相続放棄なら
家庭裁判所を使うんですが
家庭裁判所って一般の裁判所より
威圧感がありません

 

 

相続以外にも
親子や夫婦の問題を扱うので
待合室に絵本やおもちゃがあったり

 

 

子ども連れの若い母親や
スーツ姿のサラリーマン風の
男性の姿も見えます

 

 

子ども連れなら離婚か親権のことかなぁ
サラリーマンなら離婚の調停かなとか
いろいろ想像がふくらみます

 

 

「妻にLINEを見られて
浮気がバレました」なんて
役立つ(?)ことを話してる
依頼者と弁護士の会話も聞こえてくるし

 

 

司法書士としても
相続放棄、成年後見等で
家庭裁判所はしょっちゅう使うし

 

 

判断に迷った時も
何かと相談がしやすい

 

 

裁判所はちょっとなぁ
「敷居が高い」なぁ

 

 

そう思っている方は
私を通じて手続きをすれば
ストレスを感じずに
手続きできますし

 

 

「うがった見方」をして
あなたの悩み事を解決します

それではまた!

好きです司法書士

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