人のために生きる女性に泣けてしまうワケ

どんなに辛くても
自分のことは二の次で
女性は人のために生きる

 

 

あなたは政治家の孫なんだよ

 

 

私が小学校高学年のころだったか
ふいに私の母が言ったことがある

 

母の父、つまり母方の祖父は
とある村の村会議員を経て
村長になって

 

そののち県会議員にまで
上り詰めた人だったらしい

 

私の記憶のなかでは
祖父が県会議員で
偉かったなんて記憶はなくて

 

 

夏休みに釣りを教えてくれたり
祖父の農協の仕事についていって
おもちゃを買ってもらった記憶しかない

 

 

はっきり覚えているのは
祖父の葬儀にあふれんばかりの
人が押しかけとても盛大だったこと

 

 

なにぶん小さな村だったし
昔の選挙だったこともあり
嫌がらせや「実弾」が
飛び交うこともあったらしい

 

 

後継ぎだった母の兄
今年の3月に亡くなった私の伯父は
そんな選挙に嫌気がさし

 

祖父の後は継がなかったし
私の母も選挙のことは語りたがらない

 

 

人間の欲や醜い部分を見たし
「議員の子だから」と何をするにでも
枕詞が付くことも嫌だったみたい

 

 

何でだろう
少し泣けてきた

 

10月18日に投開票される
岡崎市議会議員選挙へ立候補している
前田れいこ候補

 

先日その「辻立ち」という
街頭に出て有権者に
自分の考えを伝える機会を
目の当たりにした

 

 

こんなに一生懸命訴えても
一生懸命手を振っても
当選するとは限らない

 

けっして
私利私欲のため
当選したいわけじゃない

 

世のため人のために
働くための当選したいのに

 

 

私が立候補しているわけではないけど
一緒に手を振り頭を下げたら
なんだか泣けてきました

 

 

選挙は自分にとって
無責任に票を投じていたもので
候補者にもあまり関心なかったけど

 

手を振り頭を下げたら
祖父と母の選挙当時の気持ちが
ほんの少しわかった気がしました

 

何事も当事者になってみないと
分からないことはたくさんありますね

 

 

私の事務所は
年配の女性のお客さんが多い

 

何人もの女性
何人ものお母さん
を見ていて

 

 

女性って

 

子どもに迷惑をかけないように
子どもが悲しまないように
子どもがケンカしないように

 

 

子ども
子ども
子ども

 

 

自分のことは二の次で
子どものことが心配で仕方がない

 

いくら自分が重篤な病気にかかって
余命いくばくもなかったとしても
子どものことを心配する

 

 

命のリミットが近づいて
遺言書を残したいという人もいます

 

 

もういいじゃん!
自分のことだけ考えましょうよ!
亡くなった後のことなんてどうでもいい!

 

 

動くのも辛そうな女性を目の前に
自分の仕事を忘れて
そう言いたくなることもある

 

いくつもの管に繋がれながらも
大切な子どものために
財産を思いを残したい

 

残り少ない命をふり絞る
いくらお客さんのリクエストとは言え
こちらまで辛くなる

 

自分が望んで就いた仕事とは言え
死をリアルに感じてしまうこの仕事は
とても残酷だなって思う

 

 

甘ちゃんだけど
あまりに辛くて辞めたいなと
思うこともたまにあります

 

仕事なのに
悲しくなることも
泣けてしまうことも少なくない

 

人の死に関わって
人の死を目の当たりにして
泣けてしまうとか
何年仕事を続けていても慣れない

 

でも反面
これは慣れちゃいけないこと
そんな風にも思う

 

いちいち凹んだり
辛いなと感じたり
辛さを逃れるためにお酒に走ったり

 

悩み辛さにのた打ち回る
私はそれでいいのかも

 

 

勧める道を間違った
今からでも公務員になりなさい

 

司法書士を初めて20年目で
まあまあそこそこぼちぼち
経営は上手く行ってるのに

 

私の母は私の将来が心配で
最近、しきりに公務員になることを
勧めてきます

 

そして
「最近、天狗になってる」と
注意もしてくれます

 

親って母親って
いつまでもありがたい存在

 

天狗にならないように
気を付けます

それではまた!

好きです司法書士

お問い合わせは
LINE公式アカウントまで

矢印

LINEからお問合せがお気軽にできます。
下記の『友だち追加』ボタンから「友だち追加」し、LINEのトーク画面からお問合せください。

LINE

ホームページはこちら

矢印 HP

メールフォームより気軽にお問い合わせください。

    お名前必須
    メールアドレス必須
    お電話番号
    会社名
    ご相談内容必須