鼻から口から
出血が続くさまを見て
私ができることは
冷静に事態を把握して
被後見人を落ち着かせ
看護師に状況を伝えることだけ

落ち着いて事態を把握すること
依頼者、被後見人を落ち着かせる
それができて良かった
70歳以上おひとり暮らしの
「見守り契約」で元気なときから
もしもの時までサポートする
司法書士村瀬なおひとです

それにしても血が出るなぁ
私が成年後見人として
サポートしてる方が
入院手術をしたということを
ずっとブログに書いています
手術当日はサポートしてる彼を
手術室に送り出し手術が終わるまで
1時間半ほどずっと待っていました
手術が終わった後に担当医師から
手術の経過、切除した部位を見せられ
予想以上に広く切除したんだなと
驚きました![]()
ちなみに私は高校生の時に
母が子宮筋腫の手術を受け
切除した子宮を見せられ
真っ青になった経験があります![]()
そもそもなぜ
被後見人が手術することになったかは
舌ガンの疑いがある部分を
切除する必要があったからで
手術は成功したものの
手術後に麻酔が覚めてからが
とても大変でした


血が止まらない
こんな苦しみいつまで続くんだ
初めての入院
初めての手術
初めての全身麻酔
そして初めての痛み苦しみ
手術したし手術した部位も
出血が予想される部位だけど
私が思った以上に術後に鼻から口から
出血をしてシーツが赤く染まった
後見人の私ができることなんて
被後見人を落ち着けることと
状況を看護師に医師に伝えることだけ
それ以外何もできません
医師の処置が終わってからも
被後見人は少しパニックに
なっていたので
大きく深呼吸をさせ
気持ちをなだめて
熱くなった身体をうちわであおいだら
次第に落ち着いてきました![]()

ちなみに手術の見送りから
被後見人を落ち着かせるのも
後見人の仕事ではありません
後見人の仕事ではないんだけど
人として。人としてほっておけない
身よりなくて心細い人をほっておけない
そばにいてあげたいと思う
上手く表現できないけど
成年後見人の仕事って
「成年後見人として」と
「人として」のせめぎ合い
「成年後見人として」が強いか
「人として」が強いか
どちらかの強さの度合いで
しんどさ楽さが違ってくる
私はどちらかと言えば
「人として」が強めなので
ちょっとしんどいなと感じることがある
「人として」が強いのは
良いことだとは思うけれど
その反面ダメージがずんと来る
これを書いて良いかは分からないけど
「成年後見人として」と
「人として」のさじ加減を
冷静に判断していくこと
その辺が
成年後見人の仕事の難しいところ
また明日に続きます
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