どうしても頭の中から拭い去れない
あっ
「私の頭の中の消しゴム」の
女優さんなんだ
ネットフリックスで話題沸騰の
韓国ドラマ
愛の不時着
ヒロインの
ソン・イェジンさんって
韓国映画
「私の頭の中の消しゴム」の
主演女優って最近気がつきました
好きやなぁこんな人
って
すぐにファンになった
ちなみに
「愛の不時着」は見てないけど
こんなあらすじのドラマです
「全裸監督」の時に
ちょこっとネットフリックス
契約してたけどまた契約しようかな
パラグライダー中に思わぬ事故に巻き込まれ、北朝鮮に不時着してしまった韓国の財閥令嬢。そこで出会った堅物の将校の家で、身分…
「私の頭の中の消しゴム」という映画は
純愛映画なんだけど、ヒロインが
若年性アルツハイマー型認知症にかかり
自分の愛する人のことを忘れていくというもの
まるで自分の頭の中に
消しゴムがあって自分の記憶を
きれいさっぱり消していく
そんな悲しい映画です
司法書士という仕事柄
認知症の方とは多くかかわるし
認知症という病気の怖さ
悲しさは十分知ってる
でも不謹慎ですが自分の中から
消し去りたい記憶だけを消してもらえたら
ずいぶん楽だろうなとも思う
私のきれいさっぱり
消してしまいたい記憶は
ある親族に対する記憶
そしてその人への醜い感情
その人たちが
私の両親にしたことを
私は幼いころからずっと覚えていて
どれだけ忘れよう
消し去ろうと思っても
消し去ることができません
その人が亡くなった今でも
記憶を忘れることができないから
相続手続に協力してほしいと言われても
素直に協力する気持ちになれない
人が亡くなって
相続が起こると
それまで内に秘めていた当事者の
感情が一気に出てくることがあります
悲しみ怒り憎しみ
おぞましい気持ち
醜い気持ち
ガーッと出てきます
仕事でそういった感情を
目の当たりにしても受け止めて
それなりに対処することができるけど
今回、仕事ではなく
自分が相続の当事者になってみて
自分でもビックリするぐらい
自分の中の醜い気持ちが
出てきました
お願いする立場ですからね
相続手続をする場合に
遺言書がなければ
相続人全員がそろって
遺産分割協議という
遺産分けの話し合いをします
で、遺産をたくさん欲しいとか
どうしても自分のものにしたい
財産があるなら
丁寧に礼儀を尽くして
ひたすら他の相続人に
心からお願いしてください
決して書類送りつけて済まそうとか
専門家任せにしないでください
手間と時間をしっかりかけてくださいね
って私は依頼者に
必ず伝えるんです
もっとも私の場合は
その親族が亡くなる前から
良い感情を持っていないけど
それでも亡くなった後に
相続手続を見据えてであっても
礼儀を尽くして接してくれていたら
私の醜い気持ちも
それほどではなかったと思うし
私も人間だから礼儀を尽くしてくれていたら
それには応えようと思ったに違いない
軽く扱われてるな
ナメられてるな
バカにしてる
自分がお願いする立場ってことを忘れて
他の相続人にこんなことを思わせたら
もう遺産分けの話はまとまりません
軽く扱われてるな
ナメられてるな
バカにしてる
ただでさえ良い感情を持ってないのに
さらに軽く扱われてることで
ますます私は協力する気持ちが
なくなっています
さあ、私が当事者になってる相続手続
私が協力する気持ちがないのに
どうやって進んでいくんだろう?
それではまた!
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