あ、そう来たか
毎朝楽しみにしている
「虎に翼」
遺言書の新しい使い方として
ありなのかもしれません
遺言書は
遺産分けの道具でなくていい
「遺」す「言」葉の「書」類なんだから
７０歳以上お独り暮らしの女性を
「見守り契約」で元気なときから
もしもの時までサポートする
司法書士村瀬なおひとです
婚姻届の代わりになるか
毎朝楽しみにしている
連続ドラマ「虎に翼」
９月一杯で終了ということで
内容が盛りだくさんになってきました
原爆訴訟、同性愛、同性婚
「性」とは、そして結婚、内縁
現代とは変わらない問題が
ドラマ中で取り上げられています
今週は、「姓」つまり
結婚後の苗字をどうするかで
主人公とそのパートナーは
思い悩み
その結果二人が行きついたのが
婚姻届を出さない結婚
今でいう内縁、事実婚でした
そしてこのドラマで
面白いなと思ったのが
内縁関係にある二人が
遺言書を書き合って
遺言書の中で自分たちは
婚姻届は出さないけれど
事実上の婚姻関係にあると
したためました
遺言書に「自分たちは
事実上の婚姻関係にある」
そう書くことの法的な効果は
何もないけれど
お互いが遺言書に
そのことを書き合うことで
事実上お互いの立場を公に宣言する効果
それがあるのではないかと思いました
遺産分けの方法だけじゃない
ああいう遺言書の使い方も
アリだよなぁと感心しました
内縁とか事実婚って異性では
それを証明する書類は存在しないけれど
こと同性同士のパートナーであれば
パートナーシップ宣言
パートナーシップ宣言という制度により
居住する自治体から証明書が発行され
内縁、事実婚であることが公的に証明されます
東京都の
パートナーシップ宣言については
下記をご参照ください
同性同士なら証明書出るのに
異性の内縁、事実婚ではそういった
証明書はありません
事実婚なのよ
証明書がないから
事実婚のカップルは
口で言うしかないけれど
遺言書などの書類で結婚の形とか
なぜ婚姻届を出さなかったか
どんな夫婦でありたいか
そう言ったことを示しておけば
内縁、事実婚であった理由が
遺族等に伝わりやすい
だから今回の
「虎に翼」での遺言書の活用法は
とても面白いなと思った次第です
遺言書を遺産分けの道具でだけ
使うのはもったいない
気持ちとか想いを表現する書類として
私はサポートしています
遺言書の相談、作成
「虎に翼」みたいな遺言書作りたい
そんなお問い合わせお待ちしています
それではまた！
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