文藝春秋提訴にみる裁判って大変なので

 

私刑は許されるべきでない

 

 

ただ私的に解決できるなら
そのほうが良い場合もある

 

 

それでも私刑には反対だ

 

 

裁判所に訴えず
相続問題を解決するには

 

 

70歳以上お独り暮らしの女性を
「見守り契約」で元気なときから
もしもの時までサポートする

司法書士村瀬なおひとです

 

 

裁判はコストも
ストレスもかかりまくるから

 

 

なおひと
う~ん
これって私刑だよなぁ

 

 

いわゆる性加害疑惑について
松本人志さんが文藝春秋社らを
提訴しました

 

 

裁判の是非とか
松本さんと女性たちのこと
それらはおいておいて
私が感じたことは

 

 

私 刑

 

 

メディアは「私刑」のための
手段になったなということ

 

 

【私刑とは】
国家ないし公権力の法に基づく刑罰権を発動することなく、個人または特定集団により執行される私的な制裁。社会的な非行を行った者に対し、法的手続なしに加えられる集団的な暴力的制裁

 

 

私刑って英語で表現すると
「リンチ」で
刑事裁判で制裁を与えず
マスコミを使って制裁を加える

 

 

それって
とても怖いことだなぁ
そう感じました

 

 

刑事裁判であれば
手続き上被告の権利も守られるし
被害者のプライバシーも
ある程度守られるけれど

 

 

私刑という私的な方法では
手続上の保証もなく
プライバシーも守られず
お互い無傷ではいられない

 

 

だから私は
私刑には反対です

 

 

ただ民事でのトラブル、モメ事
特に相続の関係では裁判所のような
公的な手続きによらずに

 

 

私的な手続きによって
解決が図られた方が
コストも手間もかからないから
とても良いと思う

 

 

裁判のコストってお金だけでなく
時間、心の負担等々
お金に換算できないものが多いからね

 

 

相続が発生しているのなら
相続人どうしで話し合って
遺産分けの方法を決める
それが理想であるし

 

 

相続が起こる前なら
遺言書を作っておいて
モメごとに備えておければ
ベストだと考えます

 

 

ウチはモメないだろう

 

 

相続争いなんてドラマの出来事
ウチはモメないと高を括っているとか

 

 

「おい」とか「めい」とか
世代の違う相続人がいて
相続が起これば確実に面倒なのに
備えをしておかないのは危険

 

 

以前「ウチはモメない」と
誤解をしている人について
ブログを書いたこともあります

 

        

 

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ただまあモメるモメないは
相続が起こらないと分からないことですが
事前にご親族の関係をうかがっておけば
だいたいの予想はつきますので

 

 

ウチはモメる要素があるのか?
それを知りたい

 

 

という方は
相続が起こる前に
私までご相談ください

 

 

親族関係を図に書いて
お話をうかがってモメそうでしたら
モメても被害が最小限になる方法を
私と一緒に考えましょう

 

 

仮に松本さんが勝訴しても
一度掲載された記事は撤回できず
私刑でうけたダメージは
なかったことにできないから

 

 

これから裁判をするという
松本さんの心境は
想像だにできません

 

 

また相続の裁判だって
いずれは解決するでしょうけど
壊れてしまって回復できないものも
きっと大きいでしょから

 

 

裁判はしないに
越したことないですよね

 

それではまた!

好きです司法書士

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