エアリズムなしで公証役場へ遺言書は頼めない

室内でも
ずーっと話すと息苦しい

そう言えば私
冷感マスク買いましたけど
エアリズムマスクが
出るんですよね？

先日、依頼者と公証役場に行く途中
こんな話題が出ました

マスク暑い

もはや新型コロナ予防というより
エチケットとしての位置づけになった
マスク

真夏日になろうとも
マスクを外さない人が増えました
あれ、熱中症になるよね？

冷感マスクとか
通気性のいいマスクとか
「エアリズムマスク」とか

あんましよく分からないマスク
出てきたけど
真夏の盛りでも我慢してマスクする人
いるんだろうね

エアリズムマスクって
どんなものだろう？

そんな疑問を思いつつ
依頼者を公証役場にお連れする道中に

公証役場にいる公証人って
どんな人かを説明して
必要以上に依頼者が緊張しないように
私は気にかけています

公証人は、公証事務を担う公務員で
裁判官や検事などを長く務めた
法律実務の経験豊かな者が
任命されます

まー分かりやすく言うと
公証人というのは
裁判官や検事の「天下り先」です

公正証書遺言や見守り契約の
委任契約、任意後見契約等は
公証人が作る「公正証書」という
形式でないと効力がないから

私たち司法書士は公証役場に
お願いして公正証書を作ってもらいます

私がいつもお世話になっている
公証人の先生は元裁判官だし
その前にお世話になった方は
元法務省のお役人でした

あの方は裁判官だから
厳しそうですけど
好々爺ですからね

あそこの公証人は
細かいこと言いますよ

あの人は元検事だから
めちゃくちゃ「上から」
物言いますよ

依頼者が緊張しないように
公証人の特徴を事前に話したりするけど
いつも「好々爺」の公証人にお願いしてます

ただ
この公証人にも「定年」があるから
いつまでも「好々爺」に頼るわけにも
いかなくなります

頼りにしていた方々が辞められると
新しい人たちと一から
人間関係を築くのが大変

ただまあ遺言書とか
見守り契約とかをたくさん
公証役場に持ち込むと
こちらに好意を持ってくれますけどね

「好々爺」以外の公証人にも
仕事お願いしてみて
どんな人か確かめてみようかな

別に公証役場で遺言書を作らなくても
自分で手書きにした遺言書も
形式さえ整っていれば問題ないです

では何で公証役場で遺言書を作るかと言うと
大きく４つのメリットがあるからです
（令和２年６月１６日現在のメリット）

①　公証人のリーガルチェックが入るし
②　スペアがいつでも公証役場でもらえる
③は飛ばして④で手が不自由な方
　聴覚障害があっても遺言書が作れる

③を飛ばしたのは７月から始まる
自筆証書遺言保管制度を使えば
「検認」が要らなくなるからです

また、公証役場で遺言書を作る
その他のメリットは

入院していても
遺言書が作れること

外出がままならない寝たきりの人だったり
身体の不自由な方にはいつも公証人に

出張

病院やその方の家まで
出張してもらいます

病院や出先では
マスクや消毒液が欠かせないけど
「好々爺」にはいつも無理をして
出張してもらってますね

身体が不自由だから
耳が聞こえないから
字が書けないから

そんな方々でも公正証書遺言なら
作ることができますので
もし「やってみようかな」という方は
ご相談ください

それではまた！

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