どんな方だったんだろう?
お会いしてみたかった
集めても集めても
なかなか定まらない相続人
ついつい
妄想に逃げがちになります
とても地味だけど
とても大事な作業
でもあまりに大変だと
現実逃避しがちになる
70歳以上お独り暮らしの女性を
「見守り契約」で元気なときから
もしもの時までサポートする
司法書士村瀬なおひとです

美しい人だったんだろうな
お会いしてみたかった
ちょっと不謹慎ですが
たまにそんなことを思う
特に「作業」が大変なときは
相続手続の相続人特定の作業
亡くなった人の
出生から死亡までの戸籍を集めて
誰が相続人になるのかを特定する
それが相続人の特定作業
昨年から
「広域交付制度」が始まり
戸籍集めが楽になったとは言え
広域交付でそろう戸籍は
亡くなった本人、配偶者
直系尊属、直系卑属のみで
亡くなった人の兄弟姉妹
おじ、おば、甥、姪などの
戸籍謄本は請求できません
なので広域交付で
取れない戸籍を専門家が
そろえることはまだある
ちなみに
広域交付制度については
こんなブログを書きました
いわゆる「バツ」が
いくつもある方が
なくなった場合
も少し分かりやすく書くと
結婚離婚を繰り返している方が
亡くなった場合は戸籍を集める
戸籍を読むのも手間で

結婚できるって
美しい人だったんだろうな
お会いしてみたかった
そんな風に妄想を膨らませて
手間な作業から現実逃避したくなる
そんな妄想を振り払い
ようやく相続人を特定しても
依頼者の知らない
疎遠の相続人がいれば

その人にアプローチしようか
どうやって相続手続に
協力してもらおうか
そんなことに
頭を悩ませます
疎遠な相続人に
手紙を出したところで
心よく協力してくれる人は
ごくわずかで
大半の人は
無視を決め込む
無視を決め込まれたら
どうするかをまた考える
疎遠だから
相手の情報がないから
想像力を膨らませて
相手に送る文書を考える

あの表現は良くない
これなら大丈夫かな?
ついぞ
お会いすることになかった
美しい人を想像するだけでなく
今後の手続きに協力をお願いする
まだ見ぬ相続人のことも想像して
私は相続手続きに取り組んでいます
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