「介護はイベント」って
立場によって受け止め方が違う
介護はイベントかぁ
こんにちは!
70歳以上お独り暮らしの女性を
「見守り契約」でサポートする
司法書士村瀬なおひとです
毎週金曜日は
ドラマ「俺の家の話」
を楽しみにしていて
今回は
「エンディングノート」でしたが
ちょっと違っていましたね
老人と暮らしていない若者が増えたのが老人に対する思いやりがなくなった原因です。あいつらは老人の衰え方を日常的に見てないから理解できないんです(永六輔) 昨年末に撮りためていた[…]
エンディングノートってのは
法律的な効果のない文書で
自分の死後のこととか
伝えたい想いを書くものですが
「俺の家の話」での
エンディングノートは
やりたいことリスト
自分が亡くなるまでに
やりたいことをいくつも書き連ねる
それが「やりたいことリスト」です
やりたいことリストって
映画「最高の人生の見つけ方」が
詳しくてとてもいい映画です
で、「俺の家の話」では
毎回気になるフレーズが出てきて
今回は
介護はイベント
というフレーズ
介護はいろいろなことが起こるし
介護が必要な人にも変化が起こって
落ち込むこともあるけれど
深刻に考えすぎず
イベントごととして考えないと
気が滅入ってしまう
そんな意味合いで
「介護はイベント」という言葉が
使われていました
ただ
介護をする側にとっては
イベントごととして考えられるけど
介護される側としては
そんな風には考えられない
先日
岩倉市内に新しくできた
介護施設の見学をしてきたんです
そこは市内では珍しく
看取り
人生の終末期に入り
寝たきりだとか認知症だとか
病気になって亡くなるときまで
世話をしてくれる施設
見たくないから
私のペルソナ
私の理想客
70歳以上の
ひとり暮らしの女性
のモデルである私の母親に
看取りをする施設の
パンフレット渡したら
見たくないから
って
別に私がそこの施設に
母親を入れるつもりはないけれど
年齢的にも「死」が
年々近づいているから
「我がこと」として
受け止めすぎるんですよね
だから死とか介護とか
それを連想するようなものを
見たがらない
私自身
自分がいつどうなるか分からない
そんな気持ちはいつも持っているけど
その反面
「まだまだ自分は死なない」
という気持ちもあるから
介護はイベント
ってまだまだ言える
同じように
笑顔相続とか
なんちゃら終活とか
言ってる専門家は
まだまだ自分の死の実感もないし
高齢者の死への恐怖にも
思いをはせることができないんだと思う
私を含めてね
司法書士は
遺言とか相続とか
死に近い仕事を扱う立場で
いくつも相続や遺言を
扱っていれば
いつしか目の前の人を見ず
目の前の人の気持ちを汲み取らず
ただただ仕事として
ただの書類として
ただの金銭としてしか
見なくなる恐れがあります
情けない話だけど
「そんなもの見たくないから」という
母の訴えだとか
依頼者のつぶやく一言で
ハッと気づかされることも
少なくありません
また
くそつまんないから
事例、具体例を入れて欲しい
という
アドバイスをもらえるのも
ありがたいし気づきが多い
たしかに人前で
士業先生が話すとき
一番気を付けるのは
突っ込まれないこと
突っ込まれないことだから
どうしても面白みのない
くそつまんない話になるんですよね
ただ
私がウケを狙いすぎるのは
ずっと前から指摘されてるけど
なかなか直らないなぁ
それではまた!
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